2005-03-08
ゆかいなどうぶつ
子供のためだけにはもったいない絵本
絵本、というか、カードなんだけど。
『ゆかいなどうぶつ』 かわぞえやすひろ さく、福音館書店。

ケースから取り出すと、18組36枚のカードには表裏に動物が描かれていて、それらを同色2枚ずつ組み合わせて自由に動物を作る、というもの。赤はアタマ合わせ(首でカット)、青はシッポ合わせ(お尻でカット)。順番にパタパタと合わせていくと、これがやたらめったら面白い。たとえば、ネズミの頭とノコギリザメの胴体で「ねこぎりざめ」、イルカの胴体とブタのシッポで「いるた」、…という具合。
シンプルにデザインされたどうぶつ達が、本当に無駄なくきれいに合わせられて、見事です。組み合わせによっては、「こんな動物、もしかしてどっかに実在するんじゃないかしらー」と思えるほど。
固定観念が完全にできあがったところを崩すのが楽しいわけだから、むしろ大人こそが楽しめるアイテムだと感じました。小学校中・高学年ぐらいの子と 一緒にゲラゲラ笑いながら遊びたいです。

素晴らしいなぁと思うのは、動物のシルエットは輪郭が盛りあがった印刷になっていて、動物の名前はひらがなと点字の両方で記されているところ。子供だけじゃない、大人だけでもない、全ての人が楽しめるようになっています。目を閉じて指でなぞってみると、また違った新鮮さがあるかも。
cards:
いのしす? わぶとむし? たつのおとしん?

ゆかいなどうぶつ - さわってあそぶ絵あわせカード