500色の色鉛筆。500色の。
もうね、実物見なくってもその言葉だけでかきたてられます。ちっちゃい頃、36色の色鉛筆セットだって
夢のようだったのに、500色だよ500色。うおーって思うでしょ。
Cheeが高校生の時(10年以上前だ)に、
フェリシモが企画して、
三菱鉛筆が確か実際に作り、どどーんと売り出したんでした。正式名称は「FELISSIMO COLOR MUSEUM」と言って、1ケースに25色25本、それが20ケースのセットで500本。お値段、忘れもしない5万円。当時、アルバイトしてたそのお給料が月に4万ちょっとだったなぁ…でも、迷いもしなかったなぁ…。
500色もあるその色の名前は、1本1本に「ヒマラヤの青いケシ」だの「アフロディーテの微笑」だの「闇夜のカーテン」だの、考え抜かれたらしい名前がついてます。和風のもあるよ、「栗まんじゅう」とか「高野山の肝だめし」とか。「
ネス湖のネッシー」…見たんか! ほんまに見たんか! どんな色やねん!! と、つっこみ甲斐もあるこのネーミングも含めて、実に素敵でしょ? (笑) 500色すべてを解説した小さな冊子も20冊あります。
とても素晴らしいんだけど、素晴らしすぎて全く手が出せないところが難点。いまだ、1回も使ったことがない。ダメじゃーん。 ううぅ。