2004-12-01
LIFE SMILES BACK / LIFE LAUGHS LAST / LIFE CARRIES ON
LIFEの写真集
雑誌『LIFE』による写真集。洋書。
写真集は、あんまり持ってない…。綺麗だったり素敵だったりの写真集は山ほどあって、所有しはじめるときっとキリがないので、たいがい本屋の店先でぽーっと見とれて帰る(ことにしている;)。
でも、これは特別。大好き。昔、江坂東急ハンズに小さい洋書コーナーがあって(いま確認してみたら、とっくになくなってた。4階のペットショップへ続く階段の下にあって、すごく趣味が良かった記憶がある)、立ち読み、即買ったもの。
どれも1950〜60年代を中心に撮られた古い白黒写真なんだけど、思わず「ぷ」と笑ってしまう、いわゆる決定的瞬間ばかり。有名なプロカメラマンが撮ったものもあるけれども、多くは素人による投稿のようです。いったいどうやって撮ったの? 何があったの? ていうか、これはどういう状態なの? なぜこんな状況へ遭遇したの?! 見れば見るほど面白い。カメラは、今みたいに手軽なものじゃなかったはずなのに、こんな素晴らしい写真が撮れるんだなぁ…イヤ、逆に、手軽じゃなかったからこそ、気合いのシャッターチャンス(?)で収められた風景なのかも。
こんな写真は、撮れない。Cheeも、一生に一度、ベストショットを1枚手に入れられたらいいなぁ、と思うけど。
pages:
LIFE LAUGHS LAST
LIFE LAUGHS LAST
LIFE SMILES BACK
LIFE SMILES BACK
LIFE CARREIS ON
LIFE CARREIS ON

LIFE with Father / Mother
LIFE with Father / Mother
おとうさん・おかあさんの姿をピックアップした2冊。
子供を抱きしめるおとうさん、おかあさん、おじいちゃん、おばあちゃん。結婚式でのスナップ、世話に追い立てられる親たち、昔と今の姿を見比べた2枚。Father の表紙のおとうさんの、なんてかっこいいことッ。公園で読書のあいだ、我が子にゴミ箱をかぶせてベビーサークルにしちゃう「オイ」なママ。J・F・ケネディやフレッド・アステア、クリントン元大統領とその子供のスナップもある。とてもラブリー。それから、日本やアジアの親子の姿も。水俣の母子の写真も。これ見てると、言葉や会話ももちろん大事だけど、たった1枚が語りかけることの多さを実感します。

ゆっくり時間をかけて最後まで見終わって、ふと隣を見ると、いま見たどの子供よりも可愛い自分のムスコが「ん?」と見上げるのでぎゅーっと抱きしめたりして、なんともいえない「幸せだーっ」て気持ちになる(^^) そんな感じ。とても良い写真集なのです。
pages:
LIFE with Father
LIFE with Father
LIFE with Mother
LIFE with Mother

COOL BABE / ANIMAL HOUSE
COOL BABE / ANIMAL HOUSE
それから、和書で、これももうずいぶん昔に買ったものだけど、トレヴィル『COOL BABE』と『ANIMAL HOUSE』。『LIFE』のたくさんの写真から「子供」と「動物」に関する愉快ショットを集めた2冊です。笑えるショットがいっぱい、ほほえましい。いちばん上の3冊に載ってるのと同じ写真もあるんだけど、構成が絶妙なので、かぶってることは気にならないよ。日本語の解説がついてます。
残念なことに、トレヴィル(リブロポート)という出版社が倒産して今はもうないようなので、どちらも手に入らない状態のようす…可愛い本なのにな。
pages:
ANIMAL HOUSE
ANIMAL HOUSE
COOL BABE
COOL BABE

2005-12-20
子どもの世界 / ライフ写真講座
子どもの世界 / ライフ写真講座
いい本見つけた〜。古本屋で、500円。安ーい。これも、和書。
「ライフ写真講座」とあるように、子どもの写真についての、あらゆる角度からの考察が書かれています。ええと…、本格的に写真を「芸術」として扱っているので、歴史的に古い写真も載っているし、子供写真の時代的な傾向・流行が説明されていたり、文章が多く、大変お勉強になります。掲載の写真は名作揃いで、なにより、その1枚1枚にとても丁寧な解説がついているのがいい。面白い。その写真が撮られた状況やモデルについて、撮った写真家のコメントや意図など、わかる限り細かく書いてあるのです。
お気軽でお手軽な今となってはウッカリ忘れちゃうけど、写真って写真って本当に大事なものだったのね。素敵だなぁ。

たぶんカバーがあったはずなんだろうけどCheeの買ったこれにはついてなく、カバーに表示されていたものなのか、定価も発行年月日も記載が見あたりません(コピーライトは「1972」とあるので、その頃出版されたのかな)。立派な上製で、きっとシリーズになっているのだと思います。
時代が少し古いせいか、姿勢も文章もとても生真面目でそんなとこもお気に入り。そうだろうなと思ったけどやっぱり絶版で、再版もなさそう(売れへんそうやもんね)、惜しい。
pages:
子どもの世界 / ライフ写真講座 子どもの世界 / ライフ写真講座

Life Smiles Back Life Laughs Last Life Carries On Life With Father Life With Mother